リウマチのよくある質問

リウマチのよくある質問

Q. 関節リウマチとはどのような病気ですか?

A. 関節リウマチは、免疫の異常によって関節に慢性的な炎症が起こる自己免疫疾患です。
放置すると関節の軟骨や骨が破壊され、変形や機能障害を起こすことがあります。また、貧血、微熱、倦怠感、食欲不振、体重減少などの全身症状が現れることがあります。

日本では約70~100万人の患者さんがいるとされ、30~50代の女性に多い傾向があります。

 

Q. リウマチの初期症状は何ですか?

A. 代表的な初期症状は以下です。

  • 朝の手指のこわばり(30分以上続くことが多い)
  • 指・手首・足指などの関節の腫れや痛み
  • 左右対称に症状が出る
  • 微熱や倦怠感

「年齢のせい」「使いすぎ」と思って様子を見る方も多いですが、早期治療が非常に重要です。気になる症状がありましたら、ご相談ください。

 

Q. リウマチの原因は何ですか?

A.明確な原因はまだ解明されていませんが、

  • 遺伝的要因
  • 免疫の異常
  • 喫煙
  • 歯周病
  • 出産やホルモンバランスの変化

などが発症に関与すると考えられています。

 

Q. リウマチは何科を受診すればよいですか?

A. リウマチが疑われる場合は、リウマチ内科または膠原病内科を受診していただき、リウマチ専門医による診療を受けましょう。

 

Q. リウマチは完治しますか?

A. 現代の医学ではリウマチを完全に「完治(病気の原因を根本から取り除き、二度と出ない状態にすること)」させることは難しいとされています。ですが、寛解(症状がほぼ消失した状態)を目指す治療が可能です。早期から適切な治療を行うことで、関節破壊を防ぎ、通常の日常生活を送ることが可能です。

 

Q. リウマチの治療法は何がありますか?

A. 治療の中心は薬物療法です。現在のリウマチ治療は、炎症の原因となる免疫の働きを抑える薬を中心に行います。近年は薬剤の進歩により、病気の進行を抑え、寛解(症状がほとんどない状態)を目指すことが可能になっています。

 

Q. リウマチでも妊娠・出産は可能ですか?

A. 妊娠・出産は可能です。

ただし、リウマチの治療で使用する薬の中には、妊娠中に使用できないものもあります。

妊娠を希望される場合は、治療内容の調整が必要になることもあるため、早めに主治医へご相談ください。

 

Q. リウマチは遺伝しますか?

A. 関節リウマチは、親から子へ直接遺伝する病気ではありません。

ただし、発症しやすい体質(遺伝的背景)が関係している可能性はあると考えられています。

リウマチを含む膠原病や自己免疫疾患は、遺伝的な素因に加えて、生活環境や感染症、喫煙などの環境要因が複雑に関係して発症すると考えられています。

 

Q. 痛みが軽い場合でも受診した方がいいですか?

A. はい。受診をおすすめします。

リウマチは「痛みの強さ」と「関節破壊の進行」が必ずしも一致するとは限りません。痛みが強くなくても、炎症が進んでいる場合があります。違和感のある段階で早めに受診することが、将来の関節機能を守ることにつながります。

 

Q. 痛み止めだけではだめですか?

A. 痛み止めは、痛みなどの症状を和らげるための薬であり、炎症そのものを抑える治療ではありません。

特に関節リウマチでは、関節の炎症をしっかりコントロールすることが重要です。そのため、抗リウマチ薬などを用いた治療を組み合わせて行うことが一般的です。

 

Q. 朝のこわばりはどれくらい続くと受診した方がいいですか?

A. 目安は30分以上続くこわばりが数日~数週間続く場合です。 年齢によるこわばりは動かすとすぐ改善しますが、関節リウマチの場合は長時間続くことが多いのが特徴です。

 

Q. 痛みが出たり消えたりしています。それでもリウマチでしょうか?

A. 初期の関節リウマチでは、症状が良くなったり悪くなったりと、波のように変動することがあります。

「一度良くなったから大丈夫」と自己判断せず、必要に応じて検査を受け、医師に相談することが大切です。

 

Q. リウマチになっても家事や仕事は続けられますか?

A. 多くの方が、治療を受けながら家事や仕事を続けています。

近年は治療の進歩により、早い段階で適切な治療を行えば、関節の破壊を防ぎながら日常生活を維持できる可能性が高くなっています。症状や生活状況に合わせて、無理のない形で仕事や家事を続けていくことが大切です。

 

Q. リウマチは一生薬を飲み続けなければいけませんか?

A. 関節リウマチは、基本的に長期的な治療が必要な病気です。

ただし、治療によって症状が安定し「寛解(かんかい)」と呼ばれる状態になれば、薬を減量できる場合もあります。自己判断で中止するのではなく、医師と相談しながら治療を調整していくことが大切です。

 

Q. リウマチの治療費はどれくらいかかりますか?

A. 治療費は、使用する薬の種類や治療内容によって異なります。

  • 内服薬のみの場合:月数千円~1万円程度(3割負担の場合)
  • 生物学的製剤やJAK阻害薬を使用する場合:月数万円程度になることがあります。

なお、高額療養費制度を利用できるため、1か月あたりの自己負担額には上限があります。

 

Q. リウマチは治療せず放置するとどうなりますか?

A. 炎症が続くと、関節の軟骨や骨が破壊され、関節の変形や機能障害が進行する可能性があります。

症状が進むと、日常生活に支障が出ることもあります。つらくなる前に、早めに受診し、適切な治療を開始することが大切です。

 

Q. 手術が必要になることはありますか?

A. 関節の破壊が進行した場合には、人工関節手術などの外科的治療を検討することがあります。

ただし、近年は治療薬の進歩により、早期から適切な治療を行うことで、手術が必要になるケースは以前より少なくなっています。

 

Q. 健康診断でリウマトイド因子が陽性と言われました。リウマチでしょうか?

A. 診断は、症状の有無や他の検査結果などを総合的に判断して行います。

症状がない場合は、すぐに治療を行わず、経過観察となることもあります。気になる場合は、リウマチ専門医にご相談ください。

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